Behavior 〜「みんな」 (10/23/98更新)
小さいころに親に欲しい物をねだるときの決まり文句は、
「だって、学校いったら『みんな』持ってるよ!」
この「みんな」は曲者です^^;マジンガーゼットの超合金を全員が持っているはずがありません。^^;
単にもっともらしく聞こえる、言い訳です。全員ではないんだけど、多くの、あるいは目立つ一部の人に当てはまる。そしてそれが自分の行動に影響を及ぼす。そんなニュアンスの「みんな」です。
しかし、まぁ、この心理大人になっても同じように働くようで、周りの人、まわりの「みんな」がどうしてるか、というのは流行を追いかけない人でも気になるところでしょう。
私も渡米して、東海岸のある街にたどり着いて、この辺の「みんな」の行動にはびっくりしたり、感心したりすることしきりです。
ここはアメリカ。移民の国です。本当は、個々人のオリジナリティとアイデンティティが尊重されますし、みんな(このみんなは本当の意味でのみんな)個性的な人間ばかりです。でもそれでもやっぱり、、、地に根差した習慣といいますか、傾向といいますか。。あるんです。
そんな「みんな」の行動パターンをつづってみたいと思います。

みんな信号を守りません。(10/23/98)
歩行者の話です。赤信号で止まって待っているのは観光者くらいな者でしょう。みな、右をみて左をみて危なくなければさっさと渡ります。
さすがに自動車は信号を守ります^^;。道幅が広いせいか、気分的におおらかなのか、ドライバーは日本に比べてかなり精神的余裕があるようです。横断歩道に歩行者の姿を見掛けると必ずといっていいほど車が止まります。信号のない交差点でも斜線またがりの割り込みでも、大抵気分よく譲ってくれます。
みんな傘をさしません。(10/14/1998)
アメリカといえばカリフォルニア。青い空とからっとした空気。雨なんてめったに降らない。。。なんてことはありません。ここ私が住んでる町では、しょっちゅう雨が降ります。雷もなります。スコールみたいなのも降ります。
けど、みんな傘をささないんです。不思議です。みんなびしょぬれになりながら、あー雨で大変だわとかなんとかいいながら歩いています。
不思議です。。。
みんな一日中食べています。(10/14/1998)
とにかく授業中でも、休み時間でも、街を歩きながらでも、ショッピングしながらでも、まぁ、みんななにかしら食べています。飲んでいます。
室内での喫煙はどこでも禁止ですが、飲食が禁止されているところというのはないのではないでしょうか。そもそも禁止しても誰も守らないような気もします。
朝いちは、まず、水筒か、巨大なマグカップにふたのついたカップ(なんていうんでしょう?)にアメリカンコーヒーをいっぱい入れて持ってきます。授業中にぐびぐびのみます。ミネラルウォーター派はペットボトル、しかも1リットルです。家から持ってこない人は、その辺の売店でコーヒーやミネラルウォーターを買って、教室に持ち込みます。
コーヒーや炭酸飲料用のカップもでかいです。日本でいうラージサイズがミディアム。こちらでラージというと本当に1リットルくらいのカップにソーダが入って出てきます。
どこにいっても、あの、スナック菓子の自動販売機を見ます。ポテトチップとか、スニッカーズとかのあれです。ソーダ(炭酸飲料)の自動販売機と同じくらいの頻度で見かけます。
ランチというのは、日本語でいえば昼食ですが、日本人が大体12時から1時に決まった3度の食事のうちの1回としてきちんと取るのに対して、この辺の人は軽い間食の感じです。食堂でサラダを買って外で食べたり。時間もいいかげんです。11時でも2時でも食堂の込み具合はあまり変わりません。
スーパーでの買い物にもたまげます。牛乳がガロン単位(4リットル)で売っているのもびっくりですが、それを4本も5本も買っていくおばさんにはもっとびっくりです。:-)
そのおばさんが特別なのではありません、「みんな」そうなのです。
みんな朝が早いです。(10/14/1998)
学校は8時始まり。日本の小学校よりも早いのでは?おまけに夏場はサマータイムですから、夜が明けたらすぐ学校という感じです。会社だって銀行だって、だいたい9時始まりです。営業開始が9時ですから出勤は8時半くらいでしょう。10時開店とかめったにみません。
となりのおばさんは朝7時から掃除機をかけています。
その代わり仕事終わるのも早いです。平日だとだいたい3時か4時。役所や銀行の窓口はそれくらいです。小売業は24Hサービスの概念がありますからそうでもないですが、学校の職員も大体4時くらいで仕事は基本的に終わりのようです。
サマータイム、夏場は夜9時くらいまで明るいですから、仕事が終わってから日が暮れるまでひと遊びできます。実際、みんな6時くらいに夕食を取ってから、映画を見に行ったり、どこかにでかけたりするのが多いのだそうです。で、多分日が暮れると眠るんでしょう。
太陽の動きに合わせた、合理的な時間の使い方だと思います。
みんな寒さに鈍感です。(10/14/1998)
というのは言い過ぎかも知れませんが、とにかく薄着が多いです。こちらがトレーナーの上にジャケットをはおっているのに、Tシャツと短パンで歩いています。アンビリーバボー。きっと温度に対する感覚が違うのではと勝手に決め付けています。
みんな早口です。(10/14/1998)
とにかく早くてなにいってるかよくわかりません^^;大人の人や、学校の中での生活はそれでも比較的聞き取れますが、地元の女子高生同志の会話などはかいもく見当も付きません。(もっとも最近は日本語をしゃべってる女子高生同志の会話も理解できませんが:-p)
アメリカで標準的な英語というのは、やはり西海岸なのだそうです。比較的いろんなところから人間が流れ込んできているので、一般的な英語なんだそうです。東京が標準語というのと同じ理屈ですね、多分。
私自身もあまり意識はしていなかったのですが、先日サンフランシスコに行ったとき、しゃべっている英語がずいぶんゆっくりで聞き取りやすく感じました。
みんな字がへたくそです。(10/14/1998)
別に学生はいいんです。教授たちの板書(OHPを黒板代わりに使います)が読みづらいのには閉口です。「Any
Questions?」真っ先にとびだすのは「そこ、なんて書いてあるんですか?」という質問です。:-)
左手で字を書く人が多いです。そういえば、何かの資料で欧米はアジアに比べて左利きが多いというデータを見たことあるような気がします。そういえば、腕時計を右手にしている人も多いです。
「タイプライタ」という文化が発達していてよかったです。:-p
これがなけりゃどんな文書も読めたもんじゃありません。といっても手書きのノートをコピーして配る先生は多いのですが。。。:-<
みんな良くしゃべります。(10/14/1998)
白人の話です。授業中活発に自分の意見をいう。。結構なことです。「与えられる」教育になれている我々アジア人にとってはちょっと真似の出来ない部分もあります。ちなみに中国人もインド人も授業中は比較的おとなしいです。
しかし、よくみていると、どうも授業中に意見をいうだけでなく、ただ座っているだけでも、授業中ぶつぶつ何やらつぶやいています。「OK」「Why?」。。彼らは、、ひょっとしたら黙って理解するということは、出来ない育ち方をしているのかもしれません:-)
みんな煙草を吸います。(10/14/1998)
というのはまぁ、極端ですが、アメリカは禁煙の国。なんて大嘘で、この近辺の喫煙率はひょっとしたら日本より高いかもしれません。老弱男女を問わず煙草を吸っている姿を良く見掛けます。煙草専門店もありますし、スーパーでも必ず売っています。税金の関係でしょう、高いと1箱3ドル、安くても2ドルはします(Marlboro)。
吸える場所は限られています。公共の建物の中で吸える場所は、まずありません。灰皿は置いてありません。ですが、スモーカーが多いことを反映してか、レストランの喫煙席は結構広く取ってあるように見えます。
マナーはしごく悪いです。ぽい捨てが横行していて、道端によく吸い殻が落ちています。
私は以前から持論として、この喫煙率は「気候」との相関が高いと言う説を唱えています:-)。
喫煙率 = α * 気温 * 湿度
というイメージです。自分でも思うのですが、カリフォルニアのようなからっとした涼しい場所だとあまり煙草を吸う気になりません。日本のように、もっといえば、東南アジアのように蒸し暑いところにいくと、煙草が恋しくなりますし、吸っていてもうまいと感じます。
NYこの近辺。気温は低いのですが、雨が多くじめじめしています。。。。
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