Boeing 777 (5/14/99)
コンチネンタル航空の運営するBoeing社の最新鋭機777型に乗る機会がありました。747型機ジャンボよりも一回り小さい中型機という感じの機体ですが、これで太平洋横断の便もでているそうですから、航続距離はジャンボにも匹敵するのではないかと思います。
特筆すべきはその内装。いままで味わったことのないずいぶん快適なものでした。
ジャンボより一回り小さな機体

左が777機、右が旧来の747型機です。
大きさの違いの感じがわかるでしょうか。
ジャンボは、エコノミー席の場合、3、4、3の10列が基本ですが、この777の場合は、3,3,3の9列です。確かに胴体は少しジャンボよりも少し細いように思いますが、頭上の荷物ケースの形状などが流線型に美しくデザインされているおかげか、機内は返って広々と感じます。
全席液晶ディスプレイ
私の座ったのはもちろんエコノミーですが、全席液晶ディスプレイ装備です。大きさは8インチ程度でしょうか。これでもう、席によって映画が見にくいなどといった不快感から解放されます。映画以外も音楽チャネルの解説、Duty
Free Shop
の案内、そして個人的に好評だったのは、飛行機の経路、現在地、高度、現在速度、目的地までの時間がリアルタイムで地図付きで解説されるチャンネルがあったことです。
全席に個別にディスプレイが装着されているということは、映画も好きなモノを見ることができるということを意味します。つまり、3本か4本の映画が各チャンネルで平行に繰り返し上映されているので、テレビのチャンネルを選ぶように自分の好きな映画を好きな順番で見ることができるのです。
ヘッドレストが快適
ちょっと見づらいですが、上の写真で、ヘッドレストの部分が2つに分割されているのがわかるでしょうか。ヘッドレストの部分だけが独立して可動するようになっていて、左右両側から箱形に頭を支えるように調整できます。
この何気ない機構が私には大ヒットでした。新幹線や飛行機の椅子で寝ようと思うと、どうしても頭がごろごろ動いて不快な思いをするのですが、このヘッドレストのおかげで、悩みから解放されます。このヘッドレスト、上下にも調整可能です。
ゲームパッドコントローラー
目の前のテレビのチャンネルやヘッドホンの音楽のチャンネルを切り替える為のコントローラが、肘掛け下に収まります。なんと、ゲーム機のジョイパッドの形をしています。任天堂と同じ4色のボタンも付いています。
そしてなんと、このコントローラ、着脱可能です。取り外して、コードをびよーんとのばすと、ゲームパッドに早変わり。テレビのチャンネルをゲームに合わせて、好みのゲームを楽しむことができます。斜め前の子供はやり飽きたゲームボーイを投げ捨てて、離陸から着陸までゲームにはまってました^^;

表はゲームパッド。
裏返すとなんと電話機です!
ゲームパッドを裏返すと電話機になってました!今までも受話器が座席に埋め込まれているタイプのものは見たことがありましたが、ゲームパッドと一体になっているのは初めてみました。電話をかけるときはカードを使ってかけます。ゲームパッドの横にカードを通す溝がついています。話の種に電話をかけようかとも思いましたが、7ドル/分を越す料金をみてあきらめました^^;
もちろん世界中にかけられるようです。
横になる
チェックインの時に座席を聞かれますが、みなさんはどこを指定しますか。今回私は迷わず「3席空いてる席の真ん中」を指定。3席全部を占領して横にごろんと寝転がる為です。混んでいる便ではできませんが、今回の便では半分くらいしか乗客が居なかったので、十分可能でした。
今までも友人からジャンボの真ん中でぐっすり横になるとかの話は聞いていたのですが、私としては四国への帰省に使う国内便、国際便も何度となく乗っていますが、今まで一度もそういうがらがらの便に遭遇したことはありませんでした。
こういうがらがらの便だと、乗客はみな離陸後の席の移動を目論んで、乗機時からあたりの空席に目を光らせています。シートベルトのサインが消えたとたんにスチュワーデスに話をしたり、あるいは直接荷物をもって移動…要するに早いもの勝ちですから。
同じ料金で、3席4席通しで横になれるのと、隣人を気にしながら座りながら寝るのでは疲れ具合に雲泥の差があります。枕や毛布は各座席毎においてありますから、今回はまくら三つ。頭に二つと足置きにひとつ。さすがに足は伸ばせませんが、それでも、肘掛けを背もたれに倒して、ヘッドホンで液晶で映画を楽しむ。うーーん、快適。
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