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HIROSI.COM…Permanent Address (11/12/98)

11月12日、ついに hirosi.com ドメインを有効にしました。実は、ドメイン名自体は1年以上前にリザーブしてあった物です。最近ドメイン名取得代行業が盛況で、ものの数分でドメイン名を取得することができます。試しに自分の名前は?と思い、「hirosi」とタイプしたところ、空いているというのがわかったので、その場で即決「買い」と思ったのでした。

ドメイン名の取得は、日本の場合は、JPNIC、アメリカは InterNIC というドメインやアドレスを管理・運営している非営利団体に申し込みを行います。アメリカの場合は上記の通り難しい手続きは不要。仲介業をしているWEBから取得したいドメイン名を入力して、クレジットカード番号をいれればおしまいです。1年間$50。向こう2年間のデポジットとして、初回$100払う必要があります。これは InterNIC に対する手数料です。

ドメイン名がとれたとして、安心は出来ません。まだ IPアドレスがありません。住所を市役所に登記しても、肝心の家を建てないと話しになりません^^; 私のように、ドメイン名をメイルや、WEBに使いたいと考えるなら(多くの場合そうでしょう)、IPアドレスを取得して、このドメイン名に割り当てる必要があります。IPアドレスは、ISP(インターネットサービスプロバイダ)から買うことになります。

サービスプロバイダはそれこそピンきりで、月数ドルから何百ドルまで、インターネットへの接続速度の違いや、利用ディスク容量、利用アカウント数、リセールの制限など、様々なパラメータによって異なります。私のように個人で、個人利用目的にプロバイダに加入する場合は、大体月$10程度から$50程度というところでしょうか。

Permanent Address

10年以上も前からメイルアドレスを持っています。産まれて始めてのアドレスはもう忘れましたがおそらく大学のアカウントだったと思います。それから会社に就職、異動、会社名変更、組織編成、個人アカウントなどなど、様々な変遷を経て、メイルアドレスももう何回も変わっています。

  1. 大学のアカウント foo@ics.foo-u.ac.jp
  2. 入社時のアカウント hirosi@system.devision.foo.jp
  3. 異動になってドメイン名が変わった hirosi@newbiz.devision.foo.jp
  4. 会社名が変わってドメイン名が変わった hirosi@newbiz.foo.jp
  5. 組織再編成でドメイン名が変わった hirosi@nws.foo.jp
  6. 個人的にプロバイダ加入 takeuchi-hiroshi@msn.com
  7. メイルアドレス名付与基準変更 takeuchi.hiroshi@nws.foo.jp
  8. 異動 takeuchi@hrd.foo.jp
  9. 大学院留学 takeuh@rpi.edu
  10. ケーブルモデムを使い始める hirosi@nycap.rr.com  
  11. hirosi.com 移行 hirosi@hirosi.com

(上記のリストのうち、リンクになっているアドレスは現在でも使っているアドレス、それ以外はもう使えないアドレスです。)

メイルアドレスは、いわばネットワーク上の自分の住所(住む場所)です。他人からメイルを送ってもらうことに意味があるわけですから、このように何度も住所がかわるというのは、メイルを送りたい人からすれば迷惑千万なはなしです。

あるメイリングリストでは、アドレスが変わるたびに変更登録です。どっかのWEBサイトに登録してあるアカウントも登録しなおしです。名刺も印刷に出さないといけないでしょう。

10年前は別に困らなかったんです。メイルが使える人は限られてましたし、他は大抵電話で連絡をとっていました。しかし、最近は、仕事上のお客様とのやり取りや社内報告、他社との連絡、個人的な連絡、なんでもかんでもメイルです。挙げ句の果てにアメリカなんぞに来てしまったものですから、その電子メイル通信の重要性がさらに上がってしまいました。友人に気軽に電話することもままなりませんから。

自分以外の都合で、こうもアドレスが変わって不便を感じることに、いえ、正確に言えば、周りの連絡を取る人に迷惑をかけることに飽き飽きしてしまいました。もう二度と変更されない一生変わらないアドレスが欲しい!転勤族じゃなくて、一戸建てが欲しい!:-) というわけで、Permanent Address の登場です。

Permanent Address は日本語でいえば本籍地ですが、まぁ、本籍というか、その「半永久的に変更のないアドレス」です。この Permanent Address の割り当てだけやっている業者もあります。実体のアドレスは何にしろ、指定の Permanent Address 宛のメイルをすべてその実体のアドレスに転送してくれるというサービスです。

こういったサービスを利用することも考えましたが、どうせなら、WEBも、という考えもあり、「hirosi.com」取得にいたったわけです。

企業活動としてのPermanent Address

同じことは企業内のメイルアドレスについてもいえます。最近はほとんどの名刺にメイルアドレスが書いてあります。お客様に、「なにかあればこのメイルアドレスまでご連絡を」。しかしそのメイルアドレスが、社内の組織変更や、個人の異動のたびに変更されるなら。。。。(特にバブル崩壊後の日本というのは、その状態からの脱出をねらって、あーでもないこーでもないと組織再編成を繰り返している例が多いように思えます。)それは、そんな社内事情に関係ないお客様にとってはとても不便な話しです。

お客様に迷惑をかけたくないとおもったら、ドメイン名に組織名など付与せず、

個人ID@企業名.co.jp

と、企業内 Permanent Address にすべきです。何百人も何千人もいる会社では。。それは、もちろん、この方式のメイルアドレス管理にはコストがかかります。

個人ID@部署.企業名.co.jp

なら、部署単位で管理できますが、上記の例だと、全社一括で管理する必要があるからです。しかし、この手の問題は、コンピュータや、ツールでどうにでもなる問題です。何万人いたって、年間何千人と異動があったって、どうせ人事DBや、給料関係のDBは更新するはずです。(いまだに手作業で給与計算してれば別ですが^^;)。それらのDBと連携すればいい話しですし、多少コストがかかったところで、現在に至っては、十分コストをかけるべき問題であると思います。

名前の付け方

ドメイン取得に際して、何と言う名前を取得するか。。。これには非常に頭を悩ませます。そもそも、ものに名前を付けるというのは非常に難しい問題なのです。子供が産まれたとき。新しい製品。新しいサービス。新しい制度。

詳しく議論していけば、情報整理学、分類学の領域に入ってしまうのかもしれません:-) まぁ、でもここでは、自分の個人のドメイン名の話しです。もうちと気楽に。私の場合一番慣れ親しんでいるアカウント名ということで、hirosi にしました。hiroshi でない理由は、少しでも短い方がいいというそれだけです。もし、私が、ひろのぶという名前で、みんなに「ひろ」と呼ばれていたなら、hiro を取得したいと思ったかもしれません。:-)

個人はそれでいいんですが、、、組織ぐるみでどういうルールで名前を付与するか。たとえばメイルアドレスの個人IDをどう付与するか。。。よくあるのは、社員番号など、ユニークな番号をそのまま付与する方法です。簡単で処理しやすいですが、メイルを送りたい人間にとっては、意味のない数字の羅列は覚えられません。今通っている大学では、

「姓の最初5文字+名の最初1文字」

という方式です。ドメイン名が @rpi.edu ですから、メイルアドレスは、 takeuh@rpi.edu と、全員5+1+7=13文字です。当然名前のバッティングというのが生じるのですが、その場合は、takeu2 など数字を付与しています。

いっそのことフルネームにしてしまう!という方法もあります。

takeuchi.hiroshi@foo.co.jp

しかし、名前の短い方はいいですが、人によっては長いんですよね。。。数字じゃないとはいってもとても覚えられません:-p

今のところ、姓名の組み合わせで、6文字か7文字程度にする方式というのがベストではないかと感じています。もちろんバッティングの問題に対しては弱い方式ですが、どうせ全体の数%です。全体の数%のために残りの90数%が犠牲になることはありません。

IPアドレスの値段

少し技術的な話しを。

先に話した通り、Permanent Address には、IP address を対応させる必要があります。IP address というのは、1-255までの数値を4つならべた物で、世界共通です。数に限りがあります。全世界でインターネットに接続されている端末が何千万台というこのご時世、そのなかで、IP address をひとつ占有するというのは、結構な価値があるものです。しかし、私が加入しているプロバイダは、月$10程度です。これで   www.hirosi.com というホームページも40Mbytesまで作成できますし、メイルアドレスにいたっては、 @hirosi.com   と付いていさえすれば、何個だってメイル転送のアドレスが作成できます。

なぜそんなに安いか。。。実は、占有などしないのです。一つの IP address を何千というユーザで、共有します。

たとえば、

www.hirosi.com が 111.222.333.444

だったとすると、

www.Aさん.com も 111.222.333.444
www.Bさん.com も 111.222.333.444

という設定にするのです。

「なんだ、それでは hirosi.com をアクセスしたのか、Aさんをアクセスしたのか、Bさんをアクセスしたのか、111.222.333.444 のホストからは見分けが付かないじゃないか。」

ちょっとネットワークの知識をお持ちの方ならそう思うかも知れません。:-) しかし、実際はそれで問題ないのです。使いたいのは、何度もいうように WEB とメイルです。 111.222.333.444 のホスト上で動作している、WEBサーバ、メイルサーバにちと細工をすれば、見分けることは十分可能なのです。

要するに、ドメイン名という名前が存在するからといって、それにユニークに対応するホストが存在するとは限らないということです。これを、バーチャルホストとか、シェアリングホストとか呼びます。

世界中に知らしめる(DNS)

さて、 www.hirosi.com をアクセスしてもらうには、 hirosi@hirosi.com 宛のメイルが届くようにするには、家を建てるだけではだめで、全世界の郵便局にその情報を知らせしめる必要があります。ちょっと前迄は、みなさんもものの本で見たことがあるかもしれませんが、メイルというのは、まず上位サイトに受け継がれ、そのまた上位サイトに受け継がれ、最終的に目的地に達するというバケツリレー方式。。。まぁ、基本的にはこの方式なのですが、最近は、MXという方式で、プロバイダ間の通信は大体世界中どこでも、ダイレクトにバケツをやりとりするのが普通になってきました。ですから、世界中のサイト(郵便局)は全世界に散らばる何千万というホストの名前とIPアドレスの対応を知っておく必要があります。

この名前とIPアドレスの対応を配布するのがDNSというシステムです。サイト(プロバイダ)毎にDNSサーバというサーバが稼動しており、それらのサーバはDNSサーバ同志で常に通信して、情報の同期をとります。

今回私は新規に、 www.hirosi.com という名前とIPaddress をこのDNSというシステムに、ISPを通して登録したわけです。InterNICの文書には、変更が世界中に行き渡るには約1週間かかります。とあります。

実際は。。。?隅々まで調べることは出来ませんが、日本の大手プロバイダへは丸1日。アメリカ国内の大手プロバイダへや丸2日で行き渡りました。。すごいシステムです。。。

 

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If you have any questions or comments, please send an E-mail message to hirosi@hirosi.com .
Last Updated:11/24/01