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R&D Discussion (2/21/99)

(4/19/99 公開)

日本の現状〜「レイオフ」への道(1)

R&Dの記事に対して、さまざまなご意見をいただきました。そのなかでも、現在米国のハイテク業界の現場で活躍しておられる友人某S氏とは、R&Dを発端に日本の「レイオフ」を考える熱い議論になりました。その一部始終をここに公開します。

S氏は、私と同様、ハイテク業界の日本の大企業の社員。現在はアメリカブランチで働いています。日本との距離感や、景気、経済の違いからの常日頃から仕事の悩みも多く、それは、単に業務上の悩みというよりも、いわば、異国の地で働くからこそ抱く、日本の悩みとでもいうべきものです。

bullet一部、固有名詞、内部情報は伏せてあります。
bullet(S)がS氏の発言。(H)が私の発言。
bullet「>」マークは、相手の発言に対する引用部分です。

エピローグ(問題提起)

(Sさんから私へのメイル:以下S)

http://www.hirosi.com/academic/randd/index.htm 続きを楽しみにしています。

(私からSさんへのメイル:以下H)

おお。こういう反応があると書く気ホルモンがふつふつと湧いてきますねぇ。

このシリーズ、本当に書きたいことが山のようにあって、どれがいいか困っています^^;でも、どれも「絵」を伴うんですよねぇー。めんどっちい。

(S)

>おお。こういう反応があると書く気ホルモンがふつふつと湧いてきますねぇ。

ほほう。

>このシリーズ、本当に書きたいことが山のようにあって、
>どれがいいか困っています^^;
>でも、どれも「絵」を伴うんですよねぇー。
>めんどっちい。

>
まあ、絵は時間かかるから、そのうちで良いんではないでしょうか。

ところで、一つコメントが。

日本ではどうということをしきりに考慮して書いているように見受けましたが、私としては、現在または過去の日本にそぐわないとしても、米国のハイテク業界が、こうやり方で成功しているという話にとても興味があります。

(H)

>日本ではどうということをしきりに考慮して書いているように
>見受けましたが、
>私としては、現在または過去の日本にそぐわないとし
>ても、米国のハイテク業界が、こうやり方で成功してい
>るという話にとても興味があります。


まぁねぇ。現実の応用編にも話しがおよべば面白みは増すでしょうけど。。。それで日本の企業との比較とかあると、さらに面白いですねぇ。。。

でも、あんまり役にはたちませんよ。

(S)

>でも、あんまり役にはたちませんよ。

これは授業では、あまり実際のR&Dの話は扱わないという意味ですか?

(H)

>>でも、あんまり役にはたちませんよ。
>>
>
これは授業では、あまり実際のR&Dの話は扱わないという意味
>ですか?


いやいや、現実的に。ということ。日本の会社にとって、あまり役に立たないということ。本質を探らねば。そしてそれとおんなじくらい、自分たちの本質(日本の本質)を考えねば。

授業では、基本理論+CASEスタディの繰り返しですよ。4:6くらいかな。時間のかけ方は。もっとも、6ってのはディスカッションだけで、実際にCASEを分析するのは全部宿題なんですけれども…^^;

ハイテクもぼちぼち出てきますよ。あまり新しいのは出てきませんけど、αチップの失敗くらいまでは典型例として詳しく教科書に載ってます。

明日は、なぜMS(マイクロソフト)がこんなに強いかっていうセミナーに行ってきます。

(S)

>>>でも、あんまり役にはたちませんよ。
>>これは授業では、あまり実際のR&Dの話は扱わないという意味
>>ですか?
>
いやいや、現実的に。ということ。
>日本の会社にとって、あまり役に立たないということ。
>本質を探らねば。そしてそれとおんなじくらい、自分たちの本質(日本の本質)
>を考えねば。


これはもちろん。

ただ、米国のハイテクの強さの秘密がどうもピンと来ないのが一つと、

> この問題、アメリカの労働者の高い流動性を前提とした発想かも知れません。
> 日本の場合、会社や学校を移るという流動性が低いことや、それからもっといえ
> ば、学校の研究と産業界の開発の距離が遠いなど、アメリカとはぜんぜん状況
> は違いますから、やり方はちと考えなければなりません。
> それでも社内公募、一本釣り人事、アウトソース…まぁ、いろいろあるでしょう。:-)

この下りなんですが、この違いって結構根本的だと思うんですよね。そうでなくて他の点に要因が強いならば、そこは多少ほおって置いてもいいし、それこそ、日本はこうなので、別の切り口のこれでいこうと、いう話ならあるんでしょうけど。

>明日は、なぜMSがこんなに強いかっていうセミナーに行ってきます。

やっぱり、日本の大学とは違うねえ。

続き

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Last Updated:11/24/01